前回にご紹介致しました「広がれ介護タクシー」という本に続きまして、「なぜ介護タクシー運賃は会社によって異なるのか?」という本を手に入れることが出来ました。この本を書かれております方は、色々なお仕事を経験しながらやりがいのある仕事を捜し求め続けて行く中で、35歳にしてようやく天職と思えたこのお仕事に巡り合えて、自ら介護タクシー事業を行なっていらっしゃる伊集院忍さんです。実際に事業を行なっていらっしゃる方の目線で書かれておりますので、非常にわかりやすく、面白い本です。この本の内容の一部から「福祉的移送サービス概論その1」を進めたいと思います。
介護タクシーの種類 
 介護タクシーにはいくつか形態があります。大きく分けまして「指定訪問介護事業所の許可がある事業所」が行なう事業(サービス)と「その事業所の許可の無い事業所」が行なう事業(サービス)に分かれます。許可があっても無くても以下の事業(サービス)は行うことが出来ます。
 .織シー会社が福祉車両を保有して介護タクシー事業を行なう
◆_雜逎織シー専門の会社が介護タクシー事業を行なう
 個人で介護タクシー事業を行なう
ぁ)問介護事業所が一般乗用旅客運送事業(タクシー業)の許可を得る又は自家用自動車有償運送事業(タクシー業の許可より基準が低い)の許可を得て事業を行なう
ァ‖召了業者(調剤薬局・医療法人等)が一般乗用旅客運送事業(タクシー業)の許可を得る又は自家用自動車有償運送事業(タクシー業の許可より基準が低い)の許可を得て事業を行なう
以上のことから、一般のタクシー会社が福祉車両を有して「介護タクシー」の分野に進出することは可能になります。しかし、介護保険法における訪問介護事業所の許可の無い事業所は、介護保険法の適用を受けることができる「通院等乗降介助(片道で1,000円のうち1割負担)」を受けられませんので集客上困難を強いられることになります。
介護輸送サービスとケア輸送サービス
 介護輸送サービスとは、介護保険の適用を受けることのできる訪問介護事業所による介護保険法で定められる特定の移動の場合を言います。ケア輸送サービスとは、訪問介護事業所の許可を得ていない事業者による全ての移送及び訪問介護事業所の許可を得ていても介護保険法の適用外の場所への移送(例えば、買い物や旅行等の為の移動)の際の移送サービスのことを言います。福祉移送サービスの実際では、介護保険が適用になる「自宅・福祉施設から病院」への移送がメインとなりますので、介護保険の適用を受けられる「訪問介護事業所」の許可は必須になります。現在埼玉県内のタクシー会社様で介護タクシー分野に進出しているところは少なくても16社あります。全ての事業所で「訪問介護事業所」の許可を取られているかは、調べてみないとわかりません。近くでは白岡の昭和タクシーさんが「彩和サービス」さんというお名前で訪問介護事業所の許可を取って、介護タクシー分野に進出していらっしゃいます。また、旧久喜市内で介護タクシーを行なっていらっしゃる訪問介護事業所は、現在分かっているところでは、下早見の「フクロウの家」さんと本町の「エム・ケイハート」さんの2社になるようです。
null null

Posted by: admin